当研究室では、患者の急性期の治療と予後のケアで「健康生活」の保持の為にシームレスな医療の提供をモットーに専門班を設置しそれぞれが現場での課題解決のための研究しております。
北里大学病院は、200万人を超える地域人口を背景とし、大学病院でありながら豊富な臨床症例を有するという特異な研究医育施設です。また、北里大学は著明な北里研究所を母胎として生まれた研究医育施設であり、各分野の一流の研究者・技術者が集結しています。循環器内科学は、この様な背景ならではの臨床的情報と、高い技術に裏打ちされた研究によって、世界の臨床をリードする情報を発信します。
臨床科の医師が常に直面する様々な医療的な限界、循環器内科学はこれを解決すべく着想する研究を大切にします。研究の結果が臨床に反映され、さらに患者様の利益に繋がることが臨床医師としての本懐だからです。
臨床的な現象を解明するためにも、その基礎にある生命科学の真理が明らかにされる必要があります。循環器疾患に関わる様々な生命現象を明らかにし、その機序を解明することによって臨床的介入法を探求する研究も重視しています。