2023年となりましたが、昨年と同様に1月に入り、新型コロナ感染者、死亡者ともに増えている状態となっております。当科としても、コロナ患者の対応もしながら、3次救急に搬送される重症心疾患の患者も爆発的に増えております。連日、重症患者のICU入室があり、20床あるICUのベッドの半数が、当科が占めている状況になる事もあります。医局みんなで協力して、この忙しい時期を乗り越えていきましょう。今月は、愛媛で開催された日本先天性心疾患学術集会(ACHD学会)の参加報告を現在、病棟チーフとして当科を統括してくれている加古川先生にお願いしました。加古川先生が後期研修医となった時から、コロナ窩となってしまったため、このような対面での学術集会の参加は初めてとなり、とても良い経験になったようです。ACHD診療に関しては、神奈川県内でも当科でしか対応できないような状況となっており、また当科の強みとなっております。それを裏付けるように今回の学会では、全7演題を発表することになり、この分野では一目置かれた存在になっているようです。非常に特殊な分野ですが、循環器領域としては非常に大事な領域であり、当科がオピニオンリーダーとして、ますます発展していってほしいと思います。
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