医局長のつぶやき

2016年08月

亀さんを送る会

循環器内科 白川 裕基

2016年8月23、24日と二日間にわたり、亀田先生を送る会が催されました。
なぜ今回私が筆を執らせていただいたかというと、私にとって亀田先生は循環器内科医として大先輩であることはもちろんのこと、サッカー部の大先輩であるからです。
学生時代は一緒にサッカーをさせていただく機会は残念ながらありませんでしたが、サッカーが非常にお上手で成績優秀であった先生は、われわれ後輩の誰もが知る存在でした。私が研修医時代に循環器内科をまわっていた際も一際優しく全身から育ちの良さがにじみ出る、皆が頼りにする先生でありました。私が循環器内科へ入局し、亀田先生も出向されていた小田原市立病院での1年間の出向を経て、今年度の4月より北里大学東病院で一緒に働かせていただけることとなりました。まだまだ経験不足な私が東病院にいらっしゃる患者様にとって最善の医療が提供できたのも一重に亀田先生がいてくださったおかげであると感じています。常に冷静かつ適切な判断をされており、「このような循環器内科医になりたい。」と毎日のように感じ、時には仕事後のフットサルにご一緒させていただき、もう約半年が過ぎようとしています。多くのことを勉強させていただき、楽しかった日々の終わりは、先生とのお別れを意味するものでした。なぜなら先生は、9月上旬より阿古教授、下浜先生も留学されていたスタンフォード大学に留学されることとなったからです。あらゆる手続きや面談など大変なことも多々あったとお聞きしていたため、私にとっても嬉しいご報告でありました。
その素晴らしい門出をお祝いしたく、中村先生が舵を取り亀田先生のお別れ会を企画してくださいました。元々10月予定であった留学が9月に早まったため、限られた日程の中での調整ではありましたが、2日間で総勢約50名の亀田先生を愛するメンバーが参加してくださいました。乾杯の言葉は「亀さん、行ってらっしゃい!」。寂しさをこらえながらも門出をお祝いするため、何度この言葉で乾杯をしたでしょう。

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(普段は写真では絶対に見せない私の笑顔もとらえた素敵な一枚です。)

 

改めて亀田先生の人望とその存在の大きさを感じさせられた2日間でした。
慣れない地での生活となるため、時に寂しく、そしてつらいときもあるかもしれません。そんな時はご家族が何よりの支えになってくださると思いますが、少しだけでも亀田先生を愛する私達のこと、「亀さんを送る会」のことを思い出していただけたら嬉しいです。

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(東病院スタッフ一同からの送別会)

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(仲の良い同期の先生方。素敵な笑顔です。)

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(ジョンさんとの熱い抱擁。同期はいいですね。)

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(医局長の深谷先生も参加してくださいました。)

 

誰からも愛されるプリンス亀田先生、また新たな地でも多くの方々との素敵な出会いがあると思います。亀田先生大好きメンバーを代表いたしまして、ますますのご活躍とご発展をお祈りしています。
「亀さん、お帰りなさい!」を言えるその日まで…
「亀さん、行ってらっしゃい!」

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(小田原市立病院循環器内科部長の弓削先生も参加してくださいました。亀田先生の人望の一言です。)