医療系研究科博士課程3年 根本 照世志
今回、第26回日本心血管インターベンション治療学会(CVIT 2017)学術集会に参加しましたのでご報告させていただきます。
今年のCVIT総会は7月6日から8日までの3日間京都にて開催されました。毎年全国から5000人以上が参加する、国内では最大級の心臓カテーテル治療学会であり、今年も多くの高名なinterventionistの先生方が名を連ねていました。
私は初日の夕方から「瘤の血栓化をOCTにて観察し得たCovered stent留置後の一例」というタイトルでポスター発表による症例報告をさせていただきました。当院からはそれ以外にも桂先生のポスター発表や、NTT東日本関東病院に出向中の箸方先生の脂質異常についての一般口演もあったのですが、箸方先生の英語力の高さに感嘆するとともに、自分も英語を勉強しなければと非常に刺激を受けました。
また、現在PCSK9阻害薬がACS患者の冠動脈プラークに与える影響を評価する臨床試験であるODYSSEY J-IVUSが進行中であり、阿古教授によりポスター形式での経過報告がありました。あれほどの人だかりができるポスター発表を見たのは初めてで、本試験の注目度の高さを伺い知るとともに、阿古教授の影響力の高さを改めて感じる機会となりました。
二日目の夜には懇親会が催され、今年度から本教室の一員となった石田先生も合流し、阿古教授を囲み京都の夜を満喫してきました。
最終日にはOCT/OFDI研究会での南先生の発表もあり(私は二日酔いで参加できませんでした…。南先生すみません!)、とても楽しく勉強になった三日間でした。
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