医療系研究科博士課程2年 佐藤 俊允
読書の秋、食欲の秋、小さな秋・・・。人それぞれの秋がありますが、北里大学循環器内科の秋はもちろんこれ、スポーツの秋ですね。そんな季節の訪れを告げるイベントが今年も9月9日に開催されました。第20回24時間ゆめリレーin湘南ひらつか2017。笑いあり涙あり悲鳴ありの恒例のイベントを大学院2年の佐藤(俊)がレポートします。
毎年恒例のこのイベントに今年も飯田チーフの元、精鋭を集めて参加しました。しかし当医局の精鋭達は臨床・研究・学会に当直と、とにかく忙しいです。そんなこんなでゆめリレーが開催されたわけですが、開始時は人が集まらず1チームあたり3人という過去最少人数での開始となります。さすがに筆者も危機感を感じました。その状況を察してか、ここで静岡に出向中の池田先生が到着します。池田先生は飯田先生と共にゆめリレーの参加開始からの皆勤賞のレジェンドです。お仕事の関係で途中でお帰りになられましたが、池田先生の参加が本当に大きかったです。ありがとうございました!!!
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序盤持ち前の明るさでチームを牽引した田村先生と小野先生。 スペースが広いです。 |
ゆめリレーは1周約1.7 kmのコースをチームで24時間ひたすら周回します。北里チームは1周で交代していくのですが、人数の少なさが体力に直結します。そんな中、午後には仕事を終えて続々と参加者が集まりました。病棟からも荒川サブチーフや片峰先生、主治医のノブ先生、研修医、病棟看護師が参加してくださいました。スタッフからは東條先生と深谷先生が参加です。深谷先生は京都での講演を終え、直接会場にいらっしゃいました。それぞれの役職から医局総出の参加、これが北里のチーム医療です!!
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日が沈んで肌寒くなってきても会場の熱気は収まりません。もちろんみんなの気持ちはまだまだ折れていませんでしたが、現実は体力は極限状態。ここで休憩組とランニング組にチームを半分にわけ、順番に体力の回復を図りました。近くの銭湯で疲れをとったらあとは泥のように眠るだけ。起きたらリレーが終わっていてほしいと切に願いながらのしばしの休息です。(もちろん休憩組が寝ている間、ランニング組は2倍走ります。)
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深谷先生の走る姿から不整脈班の心意気を感じ取った荒川サブチーフ。 不整脈班の心意気を感じなければいけなかったもう一人、西成田先生は発熱のため欠席。 |
ちなみにランナーを一人でも確保したい我々は深夜にも関わらず、村山先生に緊急call。急な電話にも関わらず夜から村山先生が緊急参戦してくれました。
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急に呼び出された村山先生。ちょっと眠そう | 夜でも元気♪田所先生 |
夜が明けゴールまではあと数時間になり、やっと終わりが見え始めます。各々食事や仮眠で少しでも体力の回復を図りますが、もはや歩くことさえままならない人もいるほどでした。
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そしてゴール。体力の限界を超えチームで走り切った24時間、つらかった分達成感もとびきりです。ちなみにゆめリレー中はみんな忙しく、ほとんどが途中帰宅や途中参加でしたが、田所先生はスタートからゴールまで会場にいた数少ない一人です。
すごい!!
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アンカーを任された田所先生(左)と小木曽先生(右) 晴れやかな笑顔が印象的です。 |
今年は研修医は小木曽先生・大野先生・小野先生・滝上先生・田所先生が参加してくれました。みんな初期研修で循環器を選択してくれて病棟で奮闘してくれた研修医です。また小木曽先生は循環器内科への入局を決めてくれました。来年は医局員としてゆめリレーへの参加を待っています。
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