医局長のつぶやき

2017年10月

CVIT 東京ライブ

循環器内科学 講師 下浜 孝郎

皆さま、ご無沙汰しております。前医局長の下浜です。実に1年半ぶりに「つぶやき」に登場させて頂きます。今回のテーマは「Tokyo Live Demonstration 2017」。日時は平成29年10月13日(金)、場所は北里大学病院IVRセンター。そうです、当院が中継施設となり、大手町サンケイプラザに集結した関東甲信越の施設の循環器ドクターやコメディカルの皆さんにPCIのスキルを発信したのであります。オペレータはCVIT専門医の4名。当教室の関連施設の部長先生方(横浜栄共済病院のDr岩城、北里大学メディカルセンターの塩野部長、NTT東日本関東病院の山﨑部長)を中心に百戦錬磨のつわものDrたちに当院まで参上頂きました。阿古教授の開会宣言の後、先頭バッターは当院のDr目黒、続いてDr岩城、塩野部長、山﨑部長。途中、Rota burrがスタックしかけたり、末梢保護デバイスが通過しなかったり、多少のハプニングはあったものの、全例無事に手技が終了しました。いつもと違う緊張の中でPCIを終えたオペレータの先生方、最高のスマイルですね。イメージングコメンテータのDr南は、得意のトークで全症例のOCT・IVUS画像についてエビデンスを交えてコメント、一躍全国区に躍り出ました。コメディカルセッションにおいても、カテ室レポーターからの矢継ぎ早の質問に対して、当院のNsやMEさんたちは的確に解答していました。特に被曝線量を低減する試みについて多くの質問が寄せられていました。ライブ中継が終了する18時ジャストに準備していた6症例全てのPCIが終了(ある意味ミラクル!)、阿古教授が「北里カテ室のチームワークの素晴らしさを発信できたのでは」と総括され、長い一日が無事に終了しました。この瞬間、倫理委員会の審査結果が二転三転したことや、事務手続きに非常に難渋した準備段階の苦労も、きれいさっぱり洗い流すことができました。IVRセンターのNs・ME・放射線技師の皆々さま、ライブを実施するにあたり事務手続きのサポートをして頂いたCRCのお二人と高橋秘書様、当日のカテ物品を数多く準備してくれた業者の皆さまに心から感謝申し上げて、小生のつぶやきとさせて頂きます。

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(1) スイッチャ―役の小生。会場のサンケイプラザにおられるDr宮下(長野赤十字病院)と交信し、「ハイ、こちらにカメラ来まーす。準備良いですかー?3・2・1、Action!!」みたいな。

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(2) ライブ開始直前のチーム北里。阿古教授を中心に、ポーズ。

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 (3)ライブ開始前に談笑する右から阿古教授とDr塩野、Dr東條  (4)ME主任の武田さん(左)と、イメージングコメンテータのDr南(右)

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(5)PCI開始後、放映を待つ左から阿古教授・Dr南・Dr東條・Dr目黒。後方はDr柳澤・Dr柿崎

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(7)コメディカルライブで矢継ぎ早の質問に笑顔で答えるNs平主任 (8)症例紹介でプレゼンテーションするDr橋本

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(12)無事にライブが終了し安堵の表情のチーム北里

 

PCI終了後のほっとした顔シリーズ

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(6)当院のDr目黒 (9)横浜栄共済病院のDr岩城
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(10)北里大学メディカルセンターの塩野部長 (11)NTT東日本関東病院の山﨑部長