医局長のつぶやき

2018年11月

カテーテルアブレーション関連秋季大会2018

医療系研究科博士課程3年 堀口 愛

つぶやき愛好者の皆様方、ごきげんよう。暖冬とはいえ、朝晩は冷え込みますが、お元気ですか?不整脈班の堀口です。
大学院生活も3年目にして、学会についてつぶやくのは初めてです。不真面目という訳ではありません、たまたまです。

さて、沖縄で2018年11月9日から11日に開催されたカテーテルアブレーション関連秋季大会(通称アブ研)に参加してまいりました。今回はなんと30回の節目を迎えたそうで、参加者も2018人と大盛況!さらに登録された演題は645と過去最大だったそうです。
そんな中、我々は9演題を発表させていただきました。うちもアブ研では過去最高ですかね?

(写真1,2) ライブ会場の様子。右はレーザーバルーンアブレーション

初日はアブレーションライブでした。今年のライブは、小児のWPW症候群や、レーザーバルーン、ACHDなどなど。大会長でもある、山根先生の心房細動アブレーションも見ることが出来ました。山根先生は、ハイサゲール先生が世界で初めて心房細動に対するカテーテルアブレーションを成功させた歴史的瞬間に立ち会ったそうです。アブレーションの歴史を第一線で見続けている先生の手技を見られるというのは中々ない体験ですので、大変勉強になりました。また、クライオアブレーションに関しては当科でも行っておりますが、レーザーバルーンなどのニューテクノロジーをライブで見られたのも面白かったです。(ざっくりいうと、内視鏡で肺静脈内を直視でき、今までにないレーザーエネルギーで焼灼するというシステムです。)
また、術者だけでなく、座長の先生方もそうそうたる顔ぶれで、お話を聞いてるだけでも楽しかったです。
2年前に本大会に参加した時には、ライブを見てもチンプンカンプンでした。少しずつでも成長しているのは、根気強く指導してくださる、うちのお兄様方のおかげでしょう。改めて感謝、です。

(写真3) うちのお兄様方。教育熱心です。 (写真4) 会場の様子。ポスターがみっしり。
(写真5-8)右上から筆者、荒川先生、深谷先生、小林先生、及川先生のポスター。
(写真9-10) 岸原先生 CPVT症例のoral発表。質疑応答も白熱!
(写真11-12) 左:白川先生の堂々たるoral、右:不整脈学会デビューの松浦先生(写真内右)

2日目は上記の写真の通り、演題発表でした。質疑応答も盛り上がり、知識を深める素晴らしい機会でした。
元来、私はとても人見知りなのですが、不整脈班に入って3年目も経ちますので、少しずつ知己も増えてきました。他施設の先生方の発表を聞きにいったり、お世話になった先生方にご挨拶もできたり、とても刺激になりました。学会のもう一つの醍醐味ですね。次は、ぜひ質問したいと思います。笑

それから、アブ研といえばFun runです!私は古傷が痛むのと、ボールがないと走れないので遠慮させていただきましたが、代わりに精一杯応援させていただきました。当科からは、ラン隊長でもある岸原先生と、愛すべき同期の西成田先生が出場しました。

(写真13,14) スタート地点の様子、ラン中の岸原先生と西成田先生

学会の楽しみは勿論、学術的なことばかりではありません。笑
今回も皆で集い、沖縄料理や美味しいお肉に舌鼓を打ちました!国際通りにある保護動物園によってみたり、ビーチによったり、少しだけですが沖縄らしさも味わいました。後輩も増え、ますます賑やかな当班ですが、沖縄の地でさらに結束を強めたのではないでしょうか。

(写真15,16 佐藤J先生や出向中の吉澤先生、中村先生も一緒に遅くまで語らいました!
(写真17) 沖縄料理食べたり
(写真18-22) 保護動物園で動物と触れ合ったりもしました!秋葉原にもあるそうです。
(写真23-24) 会場裏の宜野湾トロピカルビーチ さすが沖縄、空も海もキレイ

このつぶやきを書くにあたって、かつてないほど時間がかかりましたが、医局長からの「(わたくしの)つぶやきは面白いからなぁ」というプレッシャーお言葉を頂いた影響はきっとないでしょう。多分ない、いやない。逆に普通に書きましたので、みなさんも普通に楽しんでいただけたのではないでしょうか?
とにかく、このような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
最後に、当班の集合写真を添えて結びとさせていただきます。

(写真) 会場で集合写真。身長順です!男性陣の平均身長約179cm!でかい。

椎名林檎もラジオで言ってたけど、大きいのはいいこと。