医局長のつぶやき

2021年05月

第57回日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)関東甲信越地方会

循環器内科学 診療准教授 下浜 孝郎

皆さま、ご無沙汰しております。外来主任の下浜です。4年ぶりに「つぶやき」にご指名頂きました。今回の題名は「第57回日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)関東甲信越地方会」。阿古教授が会長を務められました。日時は2021年5月8日(土)、第4波のコロナ禍という状況でもあり感染拡大防止策として、役割者は大手町サンケイプラザまたはリモートで、一般参加者はWEB配信、というハイブリッド形式での開催となりました。メインテーマは「COVID-19時代のインターベンション」(1)Optimal Interventionへの挑戦(2)EVT・SHD・ACHD・CTEPHインターベンション(3)デバイス使用のtips and tricksとtrouble shooting(4)IVRでの感染症予防と対策、以上の4点にfocusして、演題を公募しました。久々の学会開催、ということもあったでしょうか?過去に例をみない163もの演題を登録できました。WEB配信では一般演題で質問が出づらい状況を鑑み、阿古会長の発案で座長・コメンテーター(若手中堅Dr)・スーパーバイザー(重鎮Dr)の3本柱で役割をお願いしました。関連施設からも、座長にはDr岩城(横浜栄共済病院)・Dr杉本(相模原協同病院)・Dr佐藤大輔(北里メディカルセンター)・Dr今木(大和市立病院)・Dr弓削(小田原市立病院)・Dr目黒(当院)・小生、コメンテーターにはDr石田(北里研究所病院)・Dr生冨(NTT東日本関東病院)・Dr吉澤(相模原協同病院)・Dr石末(当院)にご協力頂き、また、NTT東日本関東病院の山﨑部長と横浜栄共済病院の道下部長にはスーパーバイザーを、北里研究所病院の東條部長にも優秀演題賞の選考審査員を担当して頂きました。この場をかりて御礼申し上げます。

(1) プログラムの表紙

さて、今回は二つの会長企画を準備しました。一つ目は「COVID-19パンデミック下における心血管治療」、昨年1年間当科のCOVID隊長として教室を牽引してくれた副医局長のDr亀田がディスカッサントとして登場、二つ目は「心不全治療の進歩とインターベンション医の役割」、ストラクチャー部門の主任であるDr目黒が演者として発表してくれました。いずれのセッションも阿古会長が座長をされましたが議論が白熱し過ぎて、1時間ではとても足りない事態に。事務局として時間設定の見積もりの甘さを大反省。。。。。。次回(!?)に活かしたいと思います。そしてそしてコメディカルシンポジウムではDr亀田と当院IVRセンターのNs玉川がコメンテーターとして登場、コロナ禍における各施設での対応と取り組みについて意見を求められると当院での現状など的確に解答していました。玉ちゃん、ありがとうございましたっ!他にも、脂質管理のレクチャーをしたDr南、IMPELLAのレビューをしたDr池田、一般演題で発表したDr石田・Dr藤吉・Dr佐藤俊允・Dr飯倉、当日403研究室でサポートしてくれたDr橋本・Dr朝倉、お疲れ様でした。時間は瞬く間に過ぎて18時に会長の閉会の辞で無事に終了となりました。

(2) アフターヌーンセミナーでIMPELLAレビューの準備中Dr池田(奥)、PFOに関する一般演題でプレゼン準備中のDr飯倉(手前)
(3) コメディカルシンポジウム中、医師コメンテーターDr亀田、看護師コメンテーターNs玉川さん、応援中のIVRセンターNs斎藤さん(左)、ME主任の武田さん

会長から労いの電話を頂戴し、「本当ならこの後は反省会だよなぁ、全くいつまでコロナ?でも未来の総会に向けて何となく段取りつかめたな。IVRセンターのNsとMEさん、ホントに助かったな、ありがたいよ。それにしても外でワイン飲みたいっ」全くとりとめもなく「つぶやき」ながら、おとなしく帰宅の途につきました。

(4) 403研究室にて集合写真 with マスク
(5) 前列左から、ME武田さん、Dr亀田、Ns玉川さん。後列左から、Dr朝倉、Ns斎藤さん、小生、Dr飯倉、Dr橋本。

皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!