医局長のつぶやき

2022年02月

伊勢志摩カテーテルアブレーションライブ2022

循環器内科学 講師 深谷 英平

2022年1月22日、三重ハートセンターで実施された、伊勢志摩ライブデモンストレーション・カテーテルアブレーションライブ2022に術者として招待され、治療にあたりましたのでご報告申し上げます。伊勢志摩ライブは三重ハートセンター院長・西川英郎先生が2005年から伊勢志摩ライブ研究会として立上げられたもので、虚血性心疾患・下肢動脈・頸動脈・腎動脈のカテーテル治療ライブが実施されておりました。2011年から不整脈に対するカテーテルアブレーションライブが開始、今回で12回目になります(写真1)。中日本地域では最大級のアブレーションライブで、全国から術者やコメンテーターが集う、日本有数のライブデモンストレーションです。今回、なぜか??私が術者として招待されました。全国の猛者がコメンテーターとして名前を連ねておりましたので、身が引き締まる思いで当日を迎えました。

(写真1)

コロナ禍でしたが、最終的には実施の決断がなされ、術者のみ現地参加、コメンテーターはすべてリモート参加という形態で、実施されました。一人では心細いため、いつも一緒に当院で治療にあたっている、石末成哉先生も一緒に現地に入ってもらいました。さらに、友人である、日本大学循環器内科准教授の永嶋孝一先生にもお手伝い頂きました。(写真2 左から石末先生、筆者、日大・永嶋先生)

(写真2)

個人情報の観点から、治療の詳細は記載できませんが、しっかりと診断・治療を実施でき、重鎮達とのディスカッションもできて、とても良い経験となりました。コロナ禍であり、みんなで打ち上げもできませんでしたが、良い機会を頂きましたことに感謝し、翌日、伊勢神宮に参拝して(写真3:内宮入り口の鳥居、写真4:正宮)、早くコロナが落ち着くことをお祈りし、帰路につきました。感染に気を付け終始対応させて頂きました。

(写真3)

(写真4)