医局長のつぶやき

2022年11月

アブレーション研究会2022 in 新潟

医療系研究科博士課程2年 小木曽 翔

北里大学循環器内科学 大学院2年生の小木曽 翔と申します。
今回2022年11月24日から26日まで開催されたアブレーション研究会に参加させていただきましたのでご報告いたします(写真1)。

医師学年としては7年目となりましたが、コロナ渦も影響し、このような大きな学会での現地参加発表は初めての経験でした。今回、当科からは出向中の先生も合わせ不整脈班の多くの医師が本学会に参加し、新潟の地で改めて親交を深めることができました(写真2)(写真3)。

私の発表内容としましては【詳細なマッピングにより心室中隔内の回路が推定され、治療に成功した拡張型心筋症の一例】というテーマでありました。アブレーション駆け出しの私にとっては難しく感じた演題でありましたが、スタッフの先生方をはじめ、大学院のお兄様方の力を借りて無事発表を終えることができました。この場を借りて改めて感謝申し上げます。ポスター発表での形式も初めてであり、周りに圧倒されながらも、発表の際はともかく元気よく声を出して乗り切りました。発表の際には指導医である深谷先生も見に来てくださり100人力でした((笑))(写真4 筆者発表後の安堵)。今後とも、先輩方の御指導も受けながら頑張っていきたいと考えております。

さてアブレーション研究会とともにサッカーワールドカップも開幕となり、初日はドイツ戦での勝利も観戦することができました(写真5)。このような学会での楽しみもon siteならではでしょうか!筆者執筆時にはスペインにも勝利しており、ベスト16の壁を突破できるか期待が高まります。

本学会では新しいアブレーションデバイスや治療戦略も登場し今後の不整脈領域の更なる発展が期待されました。改めて不整脈の難しさ・面白さ・自分の知識のなさを痛感し、良いモチベーションになりました。今後とも邁進していきたいと思います。

写真6
院内不整脈チームでの一枚(先輩方の力になれるよう成長します)
写真7
斎藤先生ポスター発表
写真8
堂々たる発表の松浦先生
写真9
三谷先生ポスター発表
写真10
スタッフ石末先生発表